本日は、山中温泉にお住まいの木地師でいらっしゃる
佐竹康宏先生を囲む会でお越しくださいました。
直径10センチほどの豆皿。
桑、欅(ケヤキ)などの知っている木から・・・
黒檀、黒柿、神代欅など・・・チンプンカンプンの木まで
全て違う木でできています。
その木の一番よく見える杢(モク)目を出そうと
縦・横を選び 部分を選び抜かれた作品です。
そして
先生の上着のポケットから出てきた作品。
日本酒の猪口と鏡。猪口の下に敷いてあるのは、瑪瑙です。
先生の作品は、すべて一本の木をロクロで削って漆を塗るのだそうです。
細かい作業ですね。
いつの間にか、豆皿の上にコルクが載っていました。
「そんなことしていいんですか?!」
「作品は使うためにあるのです。」
「好きな皿にチョコレートのせてみ~~」
「・・・そんな度胸はありません。」
とても気さくで楽しい先生。
ご一緒に写真を撮らせていただいていいですか?とのお願いに快くOKをくださいました。
この日お選びいただいたワイン。
まずは、シャンパーニュ二種を飲み比べされました。
1998 Ch Pichon Longuevill de Lalande Pauiilac
果実味たっぷりで、上品なタンニンが素晴らしいバランスの良いワインでした。
佐竹先生の素晴らしい作品展は、10月22日土曜日まで開催されております。
詳しい情報はこちらをご覧ください。