世界各国のワイナリー巡りがご趣味のドクターがお見えになられました。
かれこれ十数年応援していただいてます有難いお客様です。
”この生産者のものは飲んだことがないなぁ~~”
とお選びいただいたワインが
シャトー ヌフ デュ パプ キュヴェ ド モンナイユ ドメーヌ ピエール・ユッセリオ 2003
“実際に行ったんだけどパプの畑には、ローヌ河によって運ばれた丸石がたくさん転がっていて、
この石が日中の太陽熱を蓄え、夜にカイロの役割をすることでぶどうが熟すのを手伝っているんだよ。
昼はローヌ河に反射した日光で畑が照らされ、夜もカイロ石のおかげで暖かい。
こうした環境の中で成長しているから果実味がたっぷりなんだ。”
まだまだ勉強が足りない私どもにご教授下さりご相伴にまで。。。。
そして
”これはまだまだ開いてないな。あと三日もすれば本来の顔を見せてくれるよ”
”え?! 三日ですか?”
三日もたてば味も香りも下っていくような・・・・
半信半疑の新米店長に
”あとの半分は置いて帰るから三日後を楽しみにしていて。(^^)”
と本当に半分残されてお帰りになられました。
コルクをしっかり閉めて保存し、本日三日目。。。
最初に開けたときもすでに美味しいと感じたのですが、すみれ、薔薇、熟したプラムなど
お花の香りと果実味が溢れんばかりにでていました。
素晴らしい生命力。
自然派の生産者が作り出す本当の底力を知れたような気がしました。
貴重な経験を有難うございました!