アタランギ　クリムゾン　ピノノワール　2010

ニュージーランドを代表する、ピノ・ノワールの名手アタ・ランギ。マオリ語「新しい始まり」という意味。

収穫は手作業。すべての果実を除梗してから破砕せずに発酵前に2-7日間マセラシオン。自然酵母を使っての二週間の発酵期間中は手作業でかき混ぜ果皮から味と色を出した。マロ発酵完了後20%新しいフレンチオーク樽に移して9ヶ月間熟成。ダーク・チェリーと土っぽい複雑さの香りが穏やかで良年を物語る。果皮と熟した種のタンニン両方に多種特徴が出ていてワインを美味しくしている。複雑で肉っぽい旨みとバラの香りを持ち合わせていて、長く贅沢な余韻。ニューワールドよりはブルゴーニュを感じさせる。