ラ・ターシュ　/　DRC　2005

ラ・ターシュ(La-Tache)はドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社が単独所有(モノポール)するヴォーヌ・ロマネ村に在る約6.1ヘクタールのグラン・クリュ。

畑の形が縦長で、高低差も50m近くある斜面の上下に広い畑のため、上部では重厚な下部では繊細なブドウが採取されて、双方が交わりあうため、複雑で濃厚な味わいを生み出しています。
年間「約1,800ケース」が製造されており、1929年には「8万8125ドル」という値がついた記録も残されています。また、ラ・ターシュのワインは“悪いビンテージでも比較的安定して美味しい”と言われ、色濃く、かなり凝縮された印象の味わいは、時に“ロマネコンティの腕白な弟”と呼ばれるほどで、独特の力強さと複雑さと強烈なアロマを感じさせてくれます。