トラミン　ゲヴュルツトラミネール　2006

トレンティーノ=アルト・アディジェ州は、第一次世界大戦まではオーストリアに帰属していたため、現在もイタリア語よりドイツ語を主に使用する住民が多数派を占め、公式サイトもドイツ語版とイタリア語版が用意されているイタリアの州です。
ゲヴュルツトラミネールと聞けばアルザスと思ってしまう方も多いはずですが、このブドウ品種の (ゲヴュルツトラミネール)には「tramin」というスペルが入っており、これはアルト・アディジェのトラミン(イタリア語でテルメーノ)という町の名前であり、この地はゲヴュルツトラミネールの原産地なのだそうだ。

ピュアでイキイキとした酸。バラやライチの香り。
作り手のケラーライ・トラミンは協同組合で、1898年に設立され、現在280もの加盟員がおり、230haの畑を管理しているそうです。